最南端でイタリアン |

さて!お昼がまだでした。気の利いたランチを求めて三千里。
お花畑の少し手前のエリアで、前に入っておいしかった洋食のお店、あれからも何度か訪れたけど、混んでて全然入れそうもないか、その日の食材を使いきっちゃって閉めちゃってたりで入れてなかった。この日も行ってみたのだが、今度は、、、なんの張り紙もないまま、表札すらなくなって、空き家になっていた・・・・
お花畑で、いつものお店に若い女性が手伝いに来ていたので、父がその方に聞いてみたところ、野島崎の近くに、良さそうなイタリアンのお店があるという。その方は場所と名前を知っているだけで、入ったことがないとのことだったが、探してみることに。
おお、確かに聞いていた通り、看板を見落としてしまうと、お店自体は路地をくねくね入った先にあるので、わかりにくいかも。

細い路地を高台に登って行ったところにある、「オドーリ・キッチン」。
うーん、これは知らなきゃ来れないぞ。ガイドブックとかには出てるんだろうか?
と、思いきや、ガラス張りの明るい店内を外から覗くと、なかなかの盛況。
寒いので車で待っててくれれば電話しますと言ってくれたが、風が収まっていたので、日当たりの良いテラスで待たせてもらうことに。

海が見える。(旅行業界用語で言うところのパーシャル・オーシャンビューですな)
スタッフさんも感じいいし、メニューもなんだかどれもおいしそうで、あー、期待できそう!
15分ほどであったかい店内に入れて、さっそく出てきたのはランチの前菜プレート。

ちっちゃいスパニッシュオムレツ、鴨ハム、房総の漁師料理「なめろう」を、なめろうは味噌で和えるところオリーブオイルとハーブでイタリアンに和えたという一品など。イタリアンなめろう、おいしかった。ドライローズマリーの入ったパン、父は「あっなんかゴミ付いてる」。「それハーブよ、お父さん」と母。
好きなパスタを一人ずつ違うものを選んだが、全員トマト系だった。パスタは手打ち!
父が選んだ、牛肉のトマトソース

母が選んだズワイガニのトマトクリーム

私の、地元の豚肉のミートソース

もちもち感がたまらない手打ちパスタは、ちゃんとソースに合わせて麺の幅やタイプが違う。
ソースもどれもおいしかった。
こんな立地なのに、食べてる間にちらほらとお客さんがやってきて、テーブルは常にすべて埋まっていた。
シェフは熊本の人と聞いたが、どういう経緯でここでお店をやることになったんだろう。
店内も明るくて、海も見えるし、開放的ですごく居心地がいいので、みんなのんびり過ごしていた。
(しかし、話し声がちょっと響きやすい建物なのか、かなりにぎやかで、会話が聞こえづらかった)

デザート付きのランチにした。バナナのタルトと、イチゴソースのパンナコッタ。

いや~、デザートまで全部おいしかった。
お花畑のお姉さんありがとう!アナタも絶対行った方がいいよ。(教えてもらったのはこっちなんだけど)
どうやら、同じ敷地内に宿泊施設もあって、全体がリゾート施設になってるようでした。季節外れでしーんとしていたけど、周りにリゾートマンション風の建物もあるし、時期にはこのお店もものすごい需要があるのかもしれない。おいしいから、一度知ったらリピートするもんね。

いやー、いい時間でした。ご馳走様でした。

いかにも海辺の路地といった風情の小路をまた降りて車に戻る

また来たいな~!
・・・で、このあと家に帰り、夕飯のフライもおいしくいただいたんですけど・・・
その頃にはどうやら発熱していたらしく・・・