2010年 06月 12日
コロッケと鯖、なすとトマトのペペロンチーノ |
佃の古い家々と、バックに築地の聖路加タワー。
佃島は、古い佃煮屋さんが残る一方、この画像の手前側には高層マンションが並んでいる。不思議な光景。
コロッケ買って来てラクしてしまった夕飯
川上弘美氏の、「鯖」という字と大根おろし器が出てくる短編を読んだので、冷凍庫にあったのを思い出して、さばを焼いて大根おろしをたっぷり擦った。
あとでグリル洗うのがめんどくさいのでフライパンで焼いたら、やっぱり焼き上がりが、こんがりパリッとせず、ぺしょっとなる。小さなことでも、美味しく食べたかったら端折ってはいけませんなあ。
昨日ペペロンチーノの画像を載せたらまた食べたくなってしまい、プチトマトを具として投入して作製
なすがおいしい。トマト(アイコ)、青いのも長めに茹でて入れてみた。すっぱいけど爽やか
スープには、キャベツとグリーンピース
キャベツは外側の捨てる部分の葉っぱをきれいなとこだけ切り取って。煮たら透明になった!
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NHKラジオの長寿ミニ番組、「音の風景」
この春から、昼の1時前に流れるようになった
5分間の短い番組だが、昼ごはんを食べた後、しずかに耳を澄ませると、ほっとする
ある場所へ音で旅をする
その土地の声が、ゆったりとしたナレーションとともに流れる
船着場の、船が出ていく音や、行き交う人々やカモメの声
川のせせらぎと子どもたちの笑い声
昔ながらの商店街の雑踏
学生時代、鈍行列車で移動するのが基本の、旅と歴史の研究会で歩いた全国津々浦々を思い出す
時間があってお金がない頃の旅は、途中下車が多く、待ち時間が長い
そんな時間に耳が拾っていた音たち
訪れたどの地も刻々と変わっていっているのだろうけど、豊かな詩情あふれる風景は残っていてほしい
そう願いながら、「そういえばあんなところも行ったな」と思い出しながら、ふっと遠くに思いを馳せる5分間が、うれしい
by branchette
| 2010-06-12 09:11
| おかえり